[機材レビュー]LUMIX DC-GH6 その1

ペンタしか使ったことがない人のミラーレス日記

新たな沼への誘い?

八百富さんから突然「P社のミラーレス使ってみませんか?」とお話があり、「ん?もしや、K-01の後継機が極秘のうちに作られてたのか!?」と思ったら、「PはPでも、パナソニックさんです。」と。

僕をペンタの沼にどっぷり沈めた張本人の1人に、まさか、他社のカメラを使ってみないかと言われるとは考えてもいなかったが、「食わず嫌いせずに、ミラーレスを体験してみませんか?レフ機との違いである程度カメラに委ねてしまうというスタイルを体験するのも良いですよ。」と次なる沼へのお誘いにも見えるが良い機会と捉えてしばらく使わせていただくことになった。

やってきた機材は、カメラ本体がLUMIX DC-GH6で動画に定評がある機材(らしい)。僕は動画はやらないですよと念押ししてスチルでレビューしていきたいと思う。 そのほか、レンズは以下を大盤振る舞いしていただいた。

  • LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
  • LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
  • LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 II / POWER O.I.S.
  • LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.
  • LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.

魚眼から、35mm換算800mmまで一通り揃い、自分の守備範囲が全て揃った計算になる。

コンパクトさに驚く

さて、この届いた機材をどう運ぶか?と考えつつも、思った以上にコンパクトなレンズたち。「もしかして、 これに入るかな?」と取り出したthinkTank photoのStreetWalker V2.0に収めてみると、なんと全部入ってしまった。

収まったところ

いつもなら、K-3III+150-450と、70-200を入れたらほぼ満員となってしまうのに、なんてことだ。これなら久松山登山がハイキングになってしまう予感しかしない。

収めたところで、さあ使うかとカメラにUSB-Cケーブルを挿し充電しつつ触ってみた。

操作への戸惑い

デジタル一眼を使い始めてちょうど10年。ペンタックスしか使っていない自分にとって、他社機を使うということが(当然だが)初めての経験だ。 まずは電源を入れようと、シャッターボタンの周りに指を持っていくが空振る。さあ、電源はどこだ?と探すことになる。

電源をすぐに入れられなかった時点で、一時が万事、何をやるにも探しまわり、結局は「マニュアル読むか・・・」と滅多に読まないマニュアルを読むことになった。

長年染み付いたペンタックスのUI。これとの差異に戸惑ってばかりいたが、それによって逆にペンタックスのUIがよく練られてるんじゃないかと再認識をした。(単に飼い慣らされただけかもしれない) ペンタックスの場合、ほとんどの操作が右手で完結する。ボタンの位置も、指が無理することなく届く場所にあり、押し間違いをすることも少ない。多すぎず、少なすぎずといった印象をあらためて感じた。

パナソニックではおそらく、誤操作させないことや、複雑なステップにならないことを意識してるのかな?と思うところが節々に感じられた。家電製品で培ったノウハウだろうか?不意に電源が切れることがないよう、グリップした状態でアクセスが若干しにくい電源レバー。押しながら回すのではなく、ロック・アンロックをトグルにして動作するモードダイアル。

その一方、100-400の各種スイッチがレンズを持ったときの弾みでいとも簡単に切り替わってしまう。撮影中、AFモードを変えようとしてうまく動かないなと思ったら、レンズ側の切り替えがMFになっていたというのがちょこちょこあった。この辺りは撮れ高に関係するところだけに意図せず変わってしまわないようにしてほしいところだ。

ちょっとしたことに思想の違いを感じ取れたように思う。

次に、今時のカメラだと当たり前なスマホ連携アプリを落としてみる。LUMIX Syncというアプリだ。Image Syncと名前が似てるなと思いつつダウンロードしてカメラへの接続を試してみる。

なんと、文字入力を一度もすることなくすんなりカメラに繋がった。Image SyncだとBluetoothのデバイス名を入力して、ペアリングでパスコードを入力しないとダメなのに、画面の説明に従ってカメラ、スマホを操作すると接続先が自動的に表示されて、選ぶだけで繋がってくれた。すんなり繋がってくれると、その後も期待してしまう。

これからどう使っていくか

機材がやってきて、夕方に一度出撃した。fujibaオレンジの季節に入ってきたところである。

ペンタックスならCTEを使ってfujibaオレンジと言われた夕景の色を出していくわけだが、LUMIXには(というよりペンタックス以外では)CTEはない。 「ペンタックス以外でfujibaオレンジをどう出していくか?」が一つの課題になると考える。

以下は、WBをマニュアルで設定「この条件でのCTEだと、これくらいの色温度、補正量かな?」と合わせてみた。

最初の出撃での一枚

次にコンパクトさを活かして気軽に山に登っていくか。

ミラーレスのAFエリアの広さを堪能し、そして、ペンタックス以外のAF精度、速度を体感していきたい。

今月末までの試用期間で食わず嫌いが治るかどうか、この後もレポートしていきたい。

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T.Fujiba
Aviation Photographer(航空写真作家)

航空写真作家、阪神が試合してる時はうるさいです。

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